みたい物しかみない

ペドファイルだから女の子は守りますの話(違がっ)
http://d.hatena.ne.jp/kaerudayo/20040320#p2
とか読んで、まっとうだと感じた。説教臭いとか、心配しすぎとか、PTAっぽい反応とか、色々印象はあるのかも知れないけれど、根本的にはそうだろって思わないのか。自分の求めるものを守りたいのはわかるけれど、棚上げにしちゃいけない部分とか、自分の中の危うさのバランスとか、自覚すれば、人それぞれに情況は違うと思うけど、オタクだからこういうの好き、萌え〜とか本気で思ってたら、社会的にのっぴきならない場所に行くわなみたいな。


どこかで、ポイントを切り替えて、上手く折り合っていくんだろうけど、考えようによったら人によっては、発生し続ける犯罪者のように20代30代、彼女なし独身「おとなしくて真面目な人でしたまさかあんなことするなんて」というカテゴリーの人間に含まれるんじゃないかみたいな恐れとかないのかな。
そう言う自覚が有れば、こうした記事も、まあそうなと頷く部分もあると思うんだけど、まったく無自覚で抵抗感のある意見に読みとれるとしたら、ほんとにヤバイよね自覚ないよねとか感じる。


ちょっと、語るにしては自分が知ってる情報が少ないからやめとく。
わたおにを買いつつ、そこから発生する感情、なんなんだろう、愛でたい気持ち感?愛情?性欲?一般的にはそうした物が生じるのか生じないのか。
生じたとしたらそれはどういう形で解消されていくのか、宙ぶらりんになったその感情はどこへ行くのか。宙ぶらりんだよね、どこにも行かない、二次元やフィギュアは偶像なんだから。
それはそれとして、現実の同世代の異性に戻ってきて恋愛感情として解消されているならいいんだけど。つーか、ちゃんと彼女がいて、わたおにですか。居ないからわたおにですか。


そうした、ロリコン情報がなにに結びついているのか。恋愛感情の代用物だったらちょっとどうよ?とか思うし。
きちんと恋愛感情を解決してる(まともな彼女がいる、彼女は一生要らない覚悟がある(精神的にも感情的にも克服できる覚悟)とか)上での、代用物だったら、大丈夫なのかな?とか色々思ったりするが。
つーか逆。大丈夫だろうとか思って安心できる、ンじゃなくて、そうして恋愛感情に整理が付いてないのに、ロリコンメディアとかを消費している人物は危険だと思う、ってこと。
そう言う中途半端で、オタやって、幼女萌えとか思っている人物こそ危ないんじゃないか、リアル幼女に手を出しそう。オタだから守ります、とか、無邪気に思ってる人ほど危なそう。


幼女事件とかあるたびに自分は大丈夫だろうかと自分の中の怪物の様子を確認する人間は大丈夫だろうと、つーか、自分の中には怪物は居ない、この趣向はシャレ本気の感情じゃないし、つーか、ほんとのところ消費しているオタの多数の情況や感情ってのを、把握してないってのは、自分は語る資格がないのかも知れないけどさ。
自分だけの感覚や、自分の知る少数のモデルだけで世界を批評しちゃいけないんだろうけど。一人一人が、そうした他者の感覚というのを感じて、自分がどこにいるかとか自覚したら、自分が危ないのか危なくないのか、考えたいいんだろうとは思う。


http://d.hatena.ne.jp/guide/20040322#p9
そこの部分か……。
よりにもよってまあ、というか、みたい物しか見ないんだなと言うか。
送り手側は、変に構えるなやっちゃえって気はするんですが。
どうせなら半端な物より、みかりんとか、ほしのふうたとか、町田ひらくとか、ああ本気なんだなあ、大丈夫かな。いつかなにかしそうっていうか、上手く幼女と楽しくやってそう、みたいに思っちゃうくらいの方が表現としては自覚的で危険じゃなさそうと言うか、そうじゃなきゃとも思うんだけど。
それは送り手側の覚悟で受け手側も覚悟して思い切れと?


半端ぱダメだ。
だから、ロリペドオタクしてとしては、立派な変質者で居るべき。普段からロリコン雑誌を集めロリコンビデオを集めいかがわしい人形を集め、登下校の小学生にはいやらしいべとついた視線を送り、会話できる機会を常に窺い、パンツの見えるチャンスを見逃さず、日々、家に連れ込むシミュレーションをし、上手く丸め込むセリフを繰り返し吟味し、犯罪を犯したとき、「真面目でおとなしい青年でした。まさか彼があんな事を。でも子供を性の道具にする同人誌を買っていたり、いつかやるとは思ってました」と言われる、そんな立派なロリペドオタクにわたしはなりたい、デスネ。そしてスローガンはオタクだからこそ少女をを守ります、デスネ。


なんてね。


それもいいけど、自分がダメオタになりそうなんて時、どうしたらポイント切り替えをしたらいいか(みんな本心は、一生彼女無しでわたおにを買い続ける大人になりたくないんだろ)、脱オタク計画とか考察した方が、居直って、一生オタ、リアルペドには手を出しません、なんて言ってるより幸福になるんじゃないのかな。
オタがおれ達は大丈夫だというって言ってもそんなに安心できない、どうやって足を洗うとか、どうやったら安全なオタになれるんだろうと考えるとか(そんなのがあればだけど)それで回りを説得したり安心させられるのか疑問。つか自分の欲望を守るために必死って感じ?
ネットとかを利用して自分やばくない?とか煮詰まってるのは自分だけじゃないとか理解出来れば、暴走する力の抑制には貢献するかなとは思うけれど。


規制を心配する方向だと
http://ofo.jp/osakana/diary20040319.phtml
を挙げておく。
ジャンルの縮小は、回りの外圧でなく、自粛という形で行なわれるという現状の指摘。
結果的には、外圧によって、ジャンルが自粛させられると言うことなんだけど、規制したい社会にシュプレヒコールを叫ぶこともだけど、受け手側としては業界側に屈するなと声援を送っておく事もやり方のひとつなんだろう。
またそういう事を心配するなら同時に、文春の差し止めなんかも同様に心配するべき事項と興味を持ったりするべきなんだろうけどそれとこれは……。