カレイドスター

上手いよ、すごく上手い。れおんの特訓とか、嫌な方向性の物語になるんだけど、そのことを、持ち込んだのがレイラさんで、れおんの後ろにレイラさんが位置すると言うことで、観客が不快感を感じさせることを巧みに回避させていた。いやー、やっぱカレイドスターはレイラさんが居ないとダメだ。
三年に一度のサーカスフェスティバル、前回の優勝者は、レイラとユーリのゴールデンフェニックス。
フェスティバルのノミネートが発表される。そこには、レイラの姿はない。そらもれおんもノミネートされていない。
レイラがカロスの部屋に来ている、駆けつけるそらとメイ。前回優勝者のレイラはシード権を持っていて、そらかメイを推薦者に立てようとしていた。そしてパートナーはれおん。
「必要なのはがんばる事じゃない、優勝する覚悟よ」厳しいレイラさん萌えー!れおんじゃこういう役回りは出来ないね。
れおんを引っ張り出す駆け引きも巧みだった。れおんの実体は、パートナーを潰す、死神と呼ばれていた、審査員の中には、そういうれおんのことをよく思っていない者、憎んでいる者もいる、と言うことだった。
れおんは、舞台で、メイに見せ場を作る、ワザとミスしたようにして、ハプニングを演出する、メイはそれで肩を故障してしまう。
上手いなあ、今まで憎まれ役だったメイを、落伍者の立場にして作品に奥行きを持たせている。メイの受けた苦しみ、メイを踏みつけて特訓しなければならないそらの立場。
基礎を付けるためのれおんの地味だけどきつい特訓。それを後ろで見守るレイラ。いずれ音を上げると思っていたれおんは、そらの精神力に脅威さえ覚える。
「つまらない意地で潰すようなことをしたら許さないわ」とレイラはれおんに言う。れおんはそらを認めて特訓は終わったという。
傷ついたメイはそらがれおんに認められたことに、ショックを受ける。
レイラさんが復帰してきたところで、スタッフの演出の底力が復活してきた感じで、スタッフ すごい 演出 になってきました。
それはそうと、カレイドスターCMのそらのCGキャラ可愛いですニャー!。