クロノクルセイド

クロノの悪魔覚醒は契約者ロゼットの寿命を糧にしているのだった。なるほどね。アズマリアの救出のために、クロノの封印を解こうとするが、拒絶するクロノ。このへんの真意があまりはっきり明言されていない。クロノとしてはロゼットの命は削りたくないのは山々だけれど、アズマリアを助けるには、そうするしかない。命を削らずなんとかしようと思っていたのか、アズマリアよりロゼットだけが大事なのか、そう言うところを表現しても良いんじゃないかなとか思った。
悪魔を利用していた病人は結局、しもべの悪魔に裏切られてチリになる。悪魔に上手く利用されたと言うところ。
神の力を得てパワーアップした悪魔と(って改めて書くと無茶苦茶じゃないか?)覚醒したクロノと対決。相手もすごく強くなってるけど、作品上はクロノはじめて覚醒と言うことで、負けるかもと言う緊張感はないね。
ロゼッタのフォローもあって、やっつけることが出来る。
クロノの覚醒も封印され、飛行艇から、落下する三人、これでは助からないと言うところで、アズマリアが覚醒して天使の羽で飛ぶと言うことで、上手く収まる。絵的にはすごく良かった、単純に記号的に感激のスイッチを押された。
なかなか良かったです。ちよっとロゼッタのセリフ「たぶん30才まで生きられないわね」って言うのは、具体的すぎて白けた。30才って医者の宣告じゃあるまいし「わたし、たぶんおばさんにはなれないわ」とか言いようがあったんじゃないかな。