カレイドスター

いいところもあったり、ちょっと不満なところもあった。
メイの新技は?というところで終わったけれど、いざ見てみたら、見た目はなんとなく観念的で、どこがどうなってどういう技なのか、さっぱのわからなかったのはちょっと裏切られたって気持になった。
とりあえず、受け止める方のれおんはメイのその技に対して、無茶苦茶だ、とは捕らえず、受け止める側への挑戦、と受け取ったようだ。このままでは受け取れないと、膝でぶら下がっていたのを足首に変え、メイ受け止める。スリリングな技としてれおんはメイを評価する。
っていうか、すごいって言うより、メイ命知らずすぎるよ!れおんの能力を信頼してるってよりも、どうでもいいから飛んじゃったみたい。一途な娘だけど。
落ち込むそら、レイラはそらのフェスティバルへの思いが、その程度だと言う。だから、メイには負けたけどいいや、とか、そういう受け止め方なんでしょう。自分に力がなかったからメイに負けたと落ち込んでるんでしょう。という感じで、そらに失望して背を向ける。「あたしはそらに出て欲しかった」
そらは、れいらの期待を裏切ったと、後からどんどん後悔が押し寄せる。なかなか面白い表現というか、そら分けわからなくなってるなあというか、上手いんだけど、いまだにそらはレイラに振り回されているんだなあ、とか思った。
ユーリのことを思い出して目的に向かって走り出すそら。なんだけど、その過程は、予告で予想できちゃったから、カタルシスは得られなかった。予告はネタバレしすぎだと思った(っていうか自分の感想も、たしか関西方面とかは一週遅れで、ダメなんじゃと思うけど、(すみません、自分でも他を見るときは、タイトルだけ見て、ネタバレだと思うと脳内フィルター掛けるからそういう事で。と言っても急なネタバラシしちゃったりするんだよね、気をつけねば))、予測してなかったら、このシーンで、よく気が付いたー!神!とか感動していたろうなあ。
あとは、なんだかんだ言って、一部で、ユーリのことを、身近に感じられるほど描写されていなかったから、今さら出てきても、感慨が今ひとつ湧かない。
それと、ユーリ簡単に引き受けすぎ。一応前回優勝者だから、いくらそらが真剣でも、中途半端に引き受けて出場しても、無様な姿は見せたくなくて、そらのやる気とか、説得させるエピソードとかあってもいいかなと思った。でも同時に、今そらつらい立場にあるから、こうして無条件で受け止めてくれる表現の方が良いかもね。ここまで来て、また、ユーリがボクに認めされてみせて、とか言い出したら息苦しいものね。
それを認めるのに、きつい話、「コンテストは、相手を陥れること、自分の大事な人が事故にあって合いたがっていると、ウソの連絡をしてくる人も居るんだよ、というようなことを言って、ゴメンちょっと意地悪な質問だったね、わかったよ、明日エントリーを申し込んでくる」と受け止めたところが、ユーリの人の良さに繋がってほっとしたかも知れない。
そして今は、気晴らしに絵を描いていて、ステージを見て微笑む絵画を書いていて、天使の絵を描いていると言うエピソードも良かった。
ただ、コンテスト用の技を、ユーリの側から天使の技をやってみようかと、提供してきたのは、うーん、ちょっと不満。きっとなにか隠されたエピソードとかありそう。
で、優しい人が助けに来てくれる。(これ言っちゃうとすごい野暮だけど、あいつら裏切りそう、技を盗みに来たんじゃないの?)