ギルガメッシュ

11月計画が失敗して天変地異が起きた話。空は赤くなったり、部屋の中はブルーになったりと画面構成が不安な感じだったり、デヴィッドリンチっぽくていい感じだった。
タイトルはNessun Dorma(誰も寝てはならぬ)オペラのタイトルらしい、抽象的に捕らえると不安な一夜とでもいう感じ。
その通りの感じで、赤く染まった世界で、竜也達は傷ついた人をデュミナスで瓦礫を上げたりして救助する。
ブラッタリアの方は逃げるギルガメッシュを追いかけて殺す。10人中4人まで殺したらしい。
救護所へ行くと、昔竜也から金を巻き上げたヤクザたちが炊き出し。実際そういうこともあったしね。ちょっと対応が早すぎる気がするけどまあそういう事にしとこう。
ギルガメッシュを助けたお姉ちゃんの家。青い部屋の光、風鈴の影とか見た感じアート系の映画みたいで面白かった。
助けたギルガメッシュが目覚めてちょっと怯えたりとか、怪物だけど放っておけずに助けた少女とモンスターみたいな感じで、その辺のやり取りも面白い。「また誰かを殺しに行くの」「さみしいね、それは」とか。
竜也達は救護所へビルが崩壊しそうなので向こう側へ倒すことにするが力及ばず、ヤバイというときに、会長のところにいた能力者が向こうへ押しやるのだった。とかそんな感じだった。
お姉ちゃんの方も青春物になってて(ちょっとATGっぽい)面白かった。