光と水のダフネ

二回目、ひでぇ……一話目で、ちょっといいかなと感触の良かった、未知の未来のくらしの描写は一切なし、内容の方も、多少はハードなアクションとか、特務組織とかそんな方向かと思ったら、なんでも屋だった。海洋神秘方向もなさそう、あらゆる意味で期待を裏切られたっぽい。
後編、先週撃たれて終わった主人公が目覚めるところから。自然な展開だけど、前回の終わりに対しての説明も主人公も気にしない様子、なんなんだそれは!(笑)撃たれたこと自体が夢?血が出たのはイメージシーン?ペイント弾付きの衝撃銃とか?スタンガンみたいなもんだった?観客に対してこれはひどい
無責任な便利屋みたいな賞金稼ぎで、主人公を人質に取った男を捕まえる仕事をしてたと。背格好が似ているから、主人公を犯人に仕立てて、兄を呼びだして、主人公に撃たせようと、って無茶苦茶な作戦を立てる露出狂みたいな服のお姉さん達。
じゃあ仕事だよとなぜだか脱ぐ。意味もなくきわどいカッコウになったり、ってなんなんだこの話は。
攻殻で素子さんがきわどい格好をするのは、別に観客サービスじゃなくて、相手を油断させる意味がある。義体だし撃たれて困るものじゃないから、防御とかは意味がない。生身の身体じゃないし、下手な防弾服を着る必要性もなくて、それよりは無防備に肌を出して相手を油断させたり、裸の人間に銃を向けにくい、銃を向けなくてもなんとかなるだろうとと見くびらせるという意図があってのこと、とちゃんと筋が通ってるんだけど、このお姉さん達は、いざ出撃というときに、わざわざあんな格好になるって一体……。
まあ、水没した世界だからって考えると、この物語は、お姉さんが前貼りなのを正当化させるためにこの世界を水没させたのか!と思うと、空恐ろしい物があるね。
物語を作るに当たって、すごい精神で挑んでるナ!とか呆れたというか感心した、戦慄さえ覚える。こういう強引さが物語にまで良い方向で機能すれば面白くはなる可能性もあるけれど、さてどうなりますかっ!