ミルモでポン!

ダアク決着編。擦れたアニオタ的には、沙織が唄っちゃったらデカルチャーで解決なのはわかってて、いかにそこに持っていくかにしか興味がない所。ちょっと想像しても何やっても臭そうになっちゃって想像が付かなかった。


三つのセッション魔法しか設定してなかった楽器が四つとも輝いて、壊れた沙織のフルートを直すという形で、沙織にフルートを吹けと魔法が促すという形で誘導される。なるほどそう言う手があったか。


理屈としては、沙織の音楽がダアクを苦しめる方向じゃなく、ダアクにパワーを与えていた人間の黒い悪意が、沙織の音楽によって光を取り戻し、人間の良い心を引きだしてダアクを弱体化させて苦しめるという形だった。この考え方も良かった。


そしてそれだけに留まらず、苦しむダアクの前に、アクミが進み出る。アクミの気持ちの方も解決するようだ。ダアクと気持を共にして消えてしまうか、ダアクを助けるか。アクミはアイスを出して、復活したらダアク様とアイス食べたかった、とダアクの本心に諦めがついたという気持ちを表す。


そして沙織、ダアクは沙織に目を付け、騙されて口惜しかったろうと挑発する。しかし沙織は、そんなダアクの炸薬でもそれによって好きだという気持ちを教えてくれたし、ダアクの幻影に好きだったと言う。


なかなか綺麗にまとめてた。
沙織の気持ちの所はグッと来た。アレがあったから、良い終わり方だったと記憶できる。


ダアクは消える。めでたしめでたし。
でも、綻び穴が広がって、妖精は消えてしまい、楓たちの記憶から消えてしまう。
すべて忘れてしまった楓と言うところで来週ごおるでんの最終回。
思い出したり帰ってきたりで上手くまとめて新シリーズ突入って感じ。まあまあ手堅く展開していくね。
次シリーズはダアク無しで新要素が面白いといいんだけどな。