光と水のダフネ

世界が浮上した日、なんだ、ああ、世界が燃えつきる日か。映画好きだなあ。
先週のは、かくも長き滞在、んーかくも長き不在か、これは見たことないや。


今日は世界が浮上した日で祝賀祭、相変わらず炸裂する水着で警備をするネレウス達。
って、なにげにすごいこと言ってますよ。謎の天変地異だか攻撃だかで、全世界が水没して、水中生活を強いられて、やっと浮上できたのが、八都市っていうか八世界っていうか。


○○○<なんだってー!


記憶喪失にしろ世界設定にしろ、そう言うのは初めにいおーよ、つーか普通言う。
『そこは、地球温暖化がもたらした水位の上昇により、陸地の多くが海中に没した未来の世界。とある海洋都市に住む15才の少女・水樹マイア。』
じゃなかったんかい。まあそう言うのも含めて、まあイイヤって気分になってしまうのがダフネの憎めないところとなってきてるけど。
まともに考えたらそんな情況じゃ、そんなに世の中は安定してないかな?とも思ったり、大災害を乗り切ったのに余裕な社会だなとも思ったりもするけど、まあいいや。
浮き上がれなかった九番目の都市のこととか、そう言う設定がマイアの記憶喪失や海洋庁の裏の顔に影響してくるんだろうな。


警備でそれぞれの仕事をつとめる姿が良い。マイアはすごく役に立ってるし、頑張ったりドジッたり、迷子に頼られたり、ストーリー的にはたわいないけど、ネレウスを好感を持って見られるエピソードの積み重ねは見ていて楽しかった。


締めくくりはエキビジションレース。以前出てきたレーサーと、海洋庁を落ちたマイアと、海洋庁へいった友達と、三人の競い合いが、それぞれの思いみたいなのが感じられて気の効いたエピソードだった。
結局レーサーが勝って、ロケットの謎の人間が誰だか明かされる。たいした驚きや因縁もないんだけど、それはそれでいい、変に関連があったらそれはそれで話が小さくなるし。


負けてポケッとしてると「そこの記憶喪失」とか言って空き缶を投げられるというネレウスたちの手荒な挨拶。
ちゃんと信頼関係が出来てきたなと感じられる。
こうなってくると、やっぱり投げっばなしにしないギャラクシーエンジェルみたいだなと改めて思った。上手い具合に属性を分散させてるなと感心したり。