忘却の旋律

あー、面白いわ。
ガイナックスが絡んでるとか、贔屓目抜きで、ちゃんと、なにか新しいものをやろうって意欲を感じた。
20世紀人類とモンスターの戦いがあり、モンスターが勝った、人類は敗北したと言うことになってる。
しかし、人類の生活はあまり変わった感じじゃなくて、戦いを忘れ、意識しないうちに支配されているという感じ。


主人公の少年は、尖っていて、教師から進級させてやらんぞと目を付けられるタイプ、親は教師にお金を渡して進級できるように買収する。


町でじいさんとか浮浪者とか謎の少女から、戦いがあったようなことをほのめかされる。
少年も、伝説の戦士のひとりっぽいって感じ。


非常に正しい、壮年時に感じる、自分は正しくて選ばれた存在で、社会は醜くて大人は汚い、という想像に添ったという幻想を刺激する作品だった。


もうありっしょ、くだらない玩具の宣伝アニメや、お金あるから作ってくれよみたいな、志の低い作品より、すごく良い。
ボクのメロスも鳴り響いたヨ!