MADLAX

三回目、ああ、マドラックスパートか、ちょっと気を抜いて眺めてしまう。
今回は暗殺の仕事、軍司令官が自分を射殺するように依頼してくる。


マドラックスの抱えている一番の問題は、自分の過去がないと言うことなんだろう。自分を消したがる人間のことを、自分がない人間として興味を持って危険を冒して接触してみる。


蒼い月夜の夜に対峙する、殺す者と殺される者。
綺麗な絵ずらだった。


結局妻を殺された憎しみで走ってきたけれど気が付けば自分は傀儡、妻が殺されたことも仕組まれたことかと思ってしまう。
暗殺を依頼した理由は聞かないし言わないが、意に添わない原稿を読むくらいなら死にたいと言うことか。
ちょっと踊って次の日。
警備も遠すぎて警備していない場所から射殺するマドラックス
お父さんとか言ってるし!?


そして彼を操って居たのは先週の組織らしいという繋がりが。


面白いのかも知れないけれど、単純なことを複雑そうに見せているような歯がゆい感じがした。もっと取っつきよくしてもいいんじゃないのかっていうか、クーデターとか政治の部分の扱いが難しいなあと。現実的にすると取っつき悪いし、単純に簡略化するとリアリティーを損なうし。