GANTZ

田中じゃなくて鈴木星人編。
つーかダルイ、なんでだ。原作とテンポも違うし、なんだかニュアンスも違う。


原作はもっとテンポがあったし、危機感もあったし、どうするみたいな葛藤や出来事に対する駆け引きもあったけど、なんだか散漫。族の仲間割れなんかそんなに表面化してなかったような気がするし、実際その辺興味ないし、物語に影響してないからイラナイヨ。


西くんのせっぱ詰まった感、オレを助けろ!みたいなのもっと強烈だったんだけどな。
あと死んじゃう前の彼のほんとの気持ちとか心の中とか、マンガの方がよかった。あんな具体的に書いちゃ面白くないよ想像させないと。彼が「ママ」とか、「帰りたい」ってあの顔で呟くだけでなんかわかるし伝わるし、つーか、あの顔自体が描写規制で描いてないし!
その一方フィールドを離れた族の描写はごまかすし!
書き手の問題じゃなくて表現規制の問題なんだろうなと思う。


とかどうも原作と比較ばっかになっちゃうけど、原作の方がもっとオモチロイヨ!読むべき!みたいなことで。


あと恵って原作読んでたときは感じなかったけど、あんなに自己中なわがまま発言する娘だったかな、かなり違和感があった。普通に勝手で調子いい所は感じてたけど、アニメ版は度が外れてわがままに感じた。