サムライチャンプルー

ムゲンがフウの情にほだされて、女郎屋に助けに行く。意外というかありきたりというか。


フウはすでに、良いやくざの方の息子が女を助けたい一心で相手のチンピラを刺してしまい、その後始末に、大ばくちで落とし前を付けになることを聞いて、助けに行くために足ぬけしていた。


大ばくちは、悪い方が、良いやくざが、壺振りを用意できないからそのまま勝てるだろうと、目論んでいたけれど、駆けつけたフウがなりいきで壺振りに仕立てられる。


たまたまフウが来たからいいようなものの、フウが来なかったらどうするつもりだったんだろうと、結構見ていると、ちゃんと自然に物語が展開しているようだけど、実は破綻だらけだよなと思ったり。


ばくちは、良いやくざの負け、落とし前に息子の命を取る約束のかわりに、親分が死んで落とし前を取ることに。お前に島は渡さないし、自分の子分をお前には付けない、と親分は自害するけれど、それが、組を守ることなっているとは思えない。でも流れとしては正しいようにも見えちゃったり。


結局ムゲンが乱入して悪いやくざの子分とを切りまくって、悪い親分は逃げると、元々良いやくざから寝返った悪いやくざに付いた男が、悪いやくざをあんたは金しか信用していない男だと、悪いやくざを殺す。


話は丸く収まり、ムゲンと裏切っていたやくざは果たし合いをして、ムゲンが勝つ。


って事で続く。途中でも書いたけど話の流れはみていてそんなに不自然じゃないんだけど、実は説得力無いと言うか破綻しているというか。