舞-HiME

シリアスでビックリ。この作品には萌えとか、アクション燃えとか期待してるので、重い話が来てちょっと調子が狂った。まあ、雨、涙ってタイトルから意識をシフトして見たから良かったけど。
こういう展開もありだと思うけど、今週の話に引きずられて来週の予告が暗くなってるのとか見て、先週の予告から暗くしておけば心構えが出来たかな、とか思ったり。


タイミング的には、こういう重い話もするんだよって事で、早い内に提示しておいたのは良かったかな。友達との距離感も、知り合ってまだ距離があるとか、仲良くなったけど気遣ってという優しさとか、微妙なところでよかったかも。


話としてはバイトが忙しくて友達づきあいがあんまり出来ない舞衣。そんなにお金が必要なのかな?
と病院関係の友達から、舞衣の弟の病気でお金が必要(作中では明示的に明かされないけど)らしい事をほのめかされる。
時折舞衣と弟が口論してるのはその関係かなと感じさせる。
で今回のオーファンはバスで悪さをするんだけど、それを戦いの話には持って行かせず、先生が巻き込まれたという事でお見舞いとカンパ。
だけとお金が必要な舞衣には気遣って話せずに、結果的には仲間はずれ?みたいな形に。


悪気はないことは判るけど、病気に対する引け目とか、みんなの励ましが、昔からしっかりしなきゃと思い詰めてた舞衣には苦しいっぽくて、そのことを祐一が判ってくれて祐一の前で泣いてしまう。
一歩間違うとストレスを感じがちなテーマを破綻がなくいい感じにまとめてた。
こういう部分も取り込む物語なんだなと判ったところで、また明るく、萌えや燃えを表現して欲しい。


そう言えば電童なんかもシリアスなところあったっけ、とか思いだした。