魔法少女リリカルなのは

最終回。
大団円って感じ。


結果オーライって言うか、良かった。
なにかと感じたけど、とにかく登場人物が喋りすぎ、現実にはそんなに他者と向き合ってたくさん長くはなしして誰かと気持ちを通じ合うって、出来そうで出来ない、と感じているので偽善的って言うか、綺麗事っぽくて素直に好きにはなれなかった。


なにかと詩的でポエムチックなとことか、なのは、わかりが良くて、そんな小学生いないとか、なのはのキャラは優等生過ぎ善人の固まりみたいでどうよ、とか、周りの環境も全然現実的じゃなくて、絵に描いた餅みたい、とか、色々引っかかるところとあったけど。


あ、あと、中の人の田村ゆかりさんとか、声に対して長くランファの人みたいなイメージが拭えなくて、お姉さんが子ども役みたいな違和感があったけど、気が付いてみたら最終回付近は、自然に小学生の声みたいに受け取れてた。


物語としては結局なのはの話と言うより、フェイトの自己回復みたいな話だったナ。


友達になる、誰かの大切な人になるってイイネ。
物語では、フェイトが、なのはの持っている痛み、同じ痛みを知る者、として相手のことをかけがえのない者と感じた、みたいだけど、確かに分かり合える傷を持った相手に巡り会えたら惹かれるだろうナ。


最後の別れ、風の吹く場所の表現は綺麗だし、リボンの交換とか、可愛いし良かった。


なのはの黒いリボンは違和感なかったけど、フェイトのピンクのリボンはキャラに合ってなくてことさら可愛かった。そう言うのが似合う女の子になるといいね。


んで思ったのは、魔法少女って言うか、そう言う文脈で言うと、最後まで魔法を返していない、持ってるけど使わないって言う情況を維持したのって面白いと思った。