スターシップ・オペレーターズ

やっぱ面白いなと思った。
つかやっぱり登場人物の動機付けが弱い。
どうして戦うことを選択したか今の段階では書かれていなくてダメ。
考えると昔から物語は、そうするしか道はなかったみたいに話の作り手に追い込まれて、戦うことを選ばされて来た、ここで銃をロボットを手にしなかったらみんな死ぬみたいな、んだけど、その辺選択の余地が出てきたというか。


今に始まったことじゃなくて無限のリヴァイアスなんかも、孤立せずに捕まるなり、投降すればなんとかなるかもしれない(っか神視点の観客的には投降しても生き延びるすべはないと判ってはいても、登場人物には降参すれば話は上手く行くかもと考える余地はあった)けど、議論し会って内部分裂しながらも抵抗したみたいな作品はあった。


その辺の議論と交渉をメインにしてたほうが面白味があるんじゃないかなとか。


ジンキの方の時間シャッフルは判りにくいと不評だったみたいだけど、それこそスターシップの方こそ、初めにBパートの得体の知れない相手との戦艦戦から始まって、勝ってから、どうしてこういう自体になったかと時間を戻して、孤立、投降か戦闘かの内部分裂、戦うことを選択、スポンサーの捜索、スポンサー側の思惑、特にプロデューサが視聴率主義なのか腹に一物あっての起死回生の行動なのかとか、じっくり書いたら地味だけど面白かったんじゃないかなとか。


つっても次回からどんな展開になるかもわかんないし、ちょっと化けていくことを期待しちゃうかも。