ピーチガール

うーん、そろそろ飽きてきたかも、結構展開が同じなんで、毎回感心した感想出てこなくなっててレギュラーで書くのはしんどくなってきたかも。


とはいえ、冷静に考えてみると、親がいないから家に来てとか、人違いといってもベッドの上でキスとか、少女マンガの表現は大胆になってきた、というか、リアルになってきたというか、時代は高校生はホント進んでいるんだゾっていうか、そういう表現になってきてるんだなと、昨今の少女マンガの崩壊(現実の女子高生達の性意識が進んじゃっていて、昔みたいな少女マンガじゃ通用しなくて、純愛的なラブストーリーとか成立しないみたいな)と、新しい形っていうのを具体的に見てるんだなと思った。


とはいえ、ももの方は意外とブラトニックだったり身持ちが堅かったりするし、さえだってせいぜいが無理矢理キスを奪った程度でかわいい物なんだけど。


相変わらず展開としては、こういう文脈で行くと、やたらに振り回す役の側が思い通りに進みすぎる展開が多いけど、次々ボロが出るさえが、現実的で物語としては目新しいという意味で面白い。


ただどっちにしても、オトコが言い訳言わなすぎ、一言、さえが暗くして香水付けて迫ってきてダマされたんだよ、って言えば済むことなのに黙っちゃう。


負い目としては、迫られてキスしたって事が焦点なんじゃないかな。ダマされてキスしたって言っても、じゃアタシは暗くしてキスを迫る女だととーじの中では思ってたの!プンプン、とか言う展開でギクシャクするなら判るけど。


たぶん釈明しなかったのはダマされても見抜けなかったとか、迫られて応じたとか、そんなところで言い訳が言えなかったんだと思うけど。


全体的にはさえの作戦がグダグタッぶりで話としてはそれほど面白くなかったかもしれないのと同時に、所詮は人を振り回してもこんなもんだっていうリアリティーからはよくできてる展開だったのかなと。


同じ香水付けて騙すなんてエピソードは面白かったし、もものスタイルが先週はフェミニンだったり、今週はまた別の意味でゴージャスっぽいコギャル風だったり印象が変るのは面白かった。
それに引き替えるとオトコはいつでもほとんど同じデスナ(あ、お詫びの意味で坊主になったりとーじに変化はあったか)