ふたつのスピカ

先週見逃し、今回は過去話。昔言ってた友達になれなかった子の話っぽい。


見ていてなんか痛いな。
事件の過去談って言うだけでなに取り上げても悲劇になってしまう。本来はアスミとは関係のない別の出来事なわけだし、っとアスミと出会ったわけだけど。
そういう形でアスミの過去をなにかと事故の出来事と繋げるとアスミの存在自体が悲劇で作られてるみたいになってますます痛々しくてセンチメントになっちゃうし、そう言うのは本意じゃないなというか、やだなあと。


本当の幸せは、友達を得ること。結局、身に降りかかった不幸は消せないし取り戻せないし、事故のことに固執しすぎて、損した。気持ちを切り替えて、友達になってれば、みたいな。


悲劇が悲劇なままで救済されていないので後味が悪い感じ。今の姿を見せて今も葉っぱを大事にしてるよ、だけじゃ見ている方は救われない感じで苦しいエピソードだった。


もういいのかな、なんか見ていた初めから思ってたけど、獅子号の事故は実は父ちゃんがネジ閉め忘れたからとかなんじゃないかと思ってた。


つかロケットから遠ざかったのはなにか理由があるだろうし、先生が父ちゃんを執拗に憎んでいるのは、やっば父ちゃんが事故の原因?
ってそれじゃあロケットから遠ざかるだけじゃ済まない傷を負っているだろうから違うと思うけど。
にしても、事故の謝罪や処理を妻を失った事故の被害者の当事者にさせるのってどうかというか、続ける父ちゃんも父ちゃんだ。


にしても毎回墜落シーンを見てると、プラネテスのあの人だったら「大丈夫です、今度はちゃんと飛ばします」とか言いそう、みたいなことを思ってしまう。