ピーチガール

今週のポイントは2つ
操ちゃんを突き飛ばそうとした手は誰か、
さえちんの妊娠は本当なのか、
というところ。


手の方はさえちんで、直球過ぎっ!その上すぐカイリに止められて未遂と事件に発展することもなく、てこれじゃ悲劇の発生を願ってたみたいに見えるけれど、そうじゃなくてヒキの演出で迫ったわりには小さくまとまっていて期待はずれだったなと拍子抜けだったなと感じたよ、と。


妊娠の方は、唐突すぎて狂言に見えるけど、逆にその唐突さが演出的に本物っぽいなと。


どうなるのかと思ってたら、想像妊娠だったと、斜め上を行く展開で上手い具合に機能してた。


結果としては、妊娠はなしと言うことでさえのウソなんだけど、じゃあさえはウソとわかっていて言ったんじゃなくて、妊娠検査役が陽性だったりと、本気で子供が出来たと信じていたと、どっちも立てた選択となっていて感心した。


その上カイリ兄との会話で、自分の遺伝子は要らないという言葉から、完璧なカイリ兄は優秀ゆえに愛されなくて、カイリの方はちょっとダメなところがあるゆえに愛されたりと、優等生の憂鬱みたいな屈折があったり、そのことを、さえは自分自身と重ね合わせて条件は違えど孤立を知る者として似た物同士だと認識して、さえの想いは単なる憧れだけじゃなくて、運命の人なんだなと思ったりして良かった。


カイリととーじは直接対決することになって、ももに選ばせることに。


ってももちん追いつめられてますナ。


苦しんだ挙げ句やっぱりとーじを選ぶらしい。
まあカイリはつき合っている内に悪いヤツじゃなかったんだなと認識を改めたわけだし、第一印象とちがってたから良く見えた、つか、良い人だけど恋人と思うには決定的ななにかは無いっていうか、そんなところなのかなと。


カイリにとって操ちゃんはもうただの憧れだと気が付いたみたいだし、いよいよフリーだねえ、って余ってるのはと考えると、このままさえとくっつくとも思えないし。