交響詩篇エウレカセブン

日曜にセットミスで見逃し分を補完。


うーん微妙。
トラパーの台風が発生、中心にコーラリアンがいてそこはゾーンと呼ばれていてそこへはエウレカの案内なしには到達できない、ゲッコウステイツたちはそこへ向かうことに。


コーラリアンってなに?なぜ行く必要があるのか?という理由もわからないし、説明する気は作り手にはないようだ。


その手の物語のパターンの場合、部外者を巻き込んで、その人間が知らないから説明するという形で観客に説明するという手段があるけれど、まさにレントンが「コーラリアンってなに?」と訊いているのに説明しないというのは、作り手が意図的に観客に教える気はないと言うことだろう。


そのへんの意図はと考えると、そういうよくあるパターンを嫌ってわざと避けてみせている、隠した方が効果的と思っている、説明しなくてもわからなくても黙ってみていれば面白くなるから付いてこいとか自信過剰になってる、とかとか、よくわかんないけど、あんまり説明しないことが効果的になってるとは思えない。


見せないなら見せないで、興味を煽るパンチラ的情報リークくらいして好奇心を刺激して欲しいものだけど、そう言うところも無し。


作り手にはそれでも付いてくる面白さがあると自信があるのだろうと思うけど、逆効果なんじゃないのかなと。


レントンは小者だから説明する必然性も無しって感覚なのかなとも思うけれど、エウレカと同乗させて護らせるという条件を出したなら命令を守らせるためには必要な情報を与えるべきだし、見た目の面白さを選択しすぎ、つーか、やり方としては、物語上レントンは知るけれど、観客には教えないってやり方だってあるだろうし、情報から観客をハブにしても、レントンをハブにする理由がないよね。