交響詩篇エウレカセブン

うわぁ、蟲師に続いて見たので、こっちまで胡散臭く見えた。


つーかなにこの鬱展開、前回あんなに清々しく終わったというのに。
始まったら新オープニング、雰囲気暗い、ていうか、画面がくらーい!


そして内容の方も、戻ったレントンエウレカは独断行為に営巣入り、といっても、これから始まる危険の前に体よく二人を待避させたという感じ。


なにが起るの、つか、チャールズの襲撃か、そこまで緊張しなければならない殺し合いになるのか。
と思ったら、本当に殺し合いになったけど。
なんか意外っていうか、見ている方としては、チャールズ夫婦にとってはこれも仕事のひとつなんだろうと思って見ていたけど、元同僚としてホランドや、なにがあったかわからないけれど、レイを通して特にエウレカには思うところがあったみたいで、単純に奪取の仕事というより、命がけで殺しに来たみたいな。


そのへんの理由をあかさないと、ただ怖ろしい展開というか唐突な出来事なんだけど。
そのへん、観客も経緯を知らないレントンと同じ視点にするためにあえて説明せずに描いたんだろう。
あらかじめ爆弾を飲んで来た夫婦、本来その目的はどういうつもりだったかわからない。お互いの運命を同じにする決意なのか、それによって万一の時脅迫する道具にするつもりだったのか。
結局死んだチャールズを爆発させレイが逃げる道具に使ったのだけれど。(レイがキスしてその時に自分の飲んだ爆弾を起動させた?)


この辺はレントンに今まで倒してきた客観的な死と、知り合いの死という現実的な死との対比でなにかを感じさせようと言う意図も読みとれるけど。


作り手はセンセーションでやってるわけじゃなく本気だと思うので、こういう表現にはどうこう思うところはないです。


やっぱりエウレカがママと呼ばれてたこととかに反応するところとか、レイには思うところ大ありなんだろうな。


結局レントン自身がチャールズと対決することはなかったね。死にたいしての解決はどうなるんだろう、いくら死体となってたとしても目の前で好意を持つ知人が、好意を持つ人に爆破されてレントンはそのことをどう受け止めたんだろう。そのへん触れないとしたらやっぱりあんまり考えていないのかなと思っちゃうけど。