おねがいマイメロディ
いや素晴しい。
音楽の先生の夢は柊先輩が子供の頃の素直な先輩になってくれること、ということで、このままだとクロミ様がまたしても柊に魔法を掛けてしまう展開。
そのへんの駆け引きの上手さ、やっちゃったゾナー!
そして柊に魔法が掛かかるけど、この情況をどう受けるんだと思ったら、はねつけた、他のみんなが子供にという展開。
はねつける理由が良い。柊先輩の冷静な判断力、そして魔法を跳ね返す方法が嫌だという強い思い、その思いを作り出すためにバクがチューを迫ってきたとこを思い出す(想像?以前にあった展開か忘れたよ)
面白い、これ考えた人はやっばいわゆるゴットだよ。
自分に、柊が魔法を回避するという命題を与えられてもこんな着想は出ないよ。そしてただ跳ね返すだけじゃなくて魔法の分析力とか、いやだという気持ちとか、そこへバクとのチューとかお笑い要素まで組み込んで、すごいよ。
そして話の方は、やっちゃったクロミ様のビビリ、でも呑気に子供になった柊と遊びに来るけれど子供になっていなくてガクブルするという一連の流れ。面白いー!
その後の展開の方は、みんなが幼児になったらという、想定の範囲内の演出と展開で堅実に解決して落ちた感じ。
にしてもこの辺の面白さってほんとは大きなお友だち向けで子供には伝わらないんじゃないかな、でも伝わらないながらもクロミが失敗でオロオロとかそういう面白さは伝わるだろうし、後々思い出して面白さがわかるかも。自分の子供の頃見てたバカボンとかギャートルズなんかもほんとは大人の笑いだったんだし。