SoltyRei

ロイに「この機械人形がっ!」とか言われて傷心のソルティさん、流れ流れて、不思議なところへ漂流、みたいなサブエピソード。


面白かった、特に最後のエピソード。
登場人物は、病気でもう死期が迫ってる青年、青年の望みは作ってる飛行機で空を飛ぶこと。
と来たら、クライマックスは夢が叶って空を飛んでる頂点で死を迎えるってのが一番盛り上がるんだけど、普通はそうもいかない。
というのも死んじゃったら墜落しちゃうじゃん、一人で飛んで勝手に満足して墜落して死ぬってのもドラマにならないし、最後の時を見る同行者がいないといけないし、でもそうすると一緒に死んじゃうし。
そうやると、空で発作が起きて、そのまま死んだら一緒に死んじゃうから、最後の力を振り絞って着陸したときには事切れてた、みたいな事になるだろうけど、それはそれで望みの頂点で死ぬってのとニュアンスが違うし。


とこの作品だと、ソルティーが不死身っ娘という特性を利用して、幸せの頂点で死ぬ、みたいなドラマを現実に描くことに成功してた。
いや青年にはソルティーが堕ちても大丈夫だって認識があったかどうかわかんないんだけど。
判ってなければ、なんて無責任な、、という解釈もあるだろうけど、きっとソルティーは大丈夫だつ思ってたんだろうと。


ってなんか今回のキャラの口癖が来週のタイトルになってたりして引きずるんでしょうか。それはそれで助かっちゃうみたいなのは、甘アマ展開としてはアリだと思うけど。


あと能登の実験、伏線になってたっぼくて、別の実験体がローズ先生っぽかったんだけど。とやっぱり甘アマぶりがここでも健在っぽくて楽しくなってくるよ。


そしてロイのヘタレは相変わらずと。