セイントオクトーバー

新番組。
一週遅れで見ました。
ていうか、存在を忘れていて、録画してたのかも忘れていて、二話目を見てから、一話目も録画してあったので見た、みたいな。
結果として、二話目の方が面白かったので、印象が良くなりました。一話目から順当に見ていたら、それほど感心しなかったかも知れません。
元々公式サイトで見て、ああまた莫迦なアニメをやるなあ、と思っていて、作品自体にそれほど面白そうと言うような期待は持っていなかったんだけど、コナミアニメとしては個人的には、このところおとぎ銃士もそれほど面白く見えなくなってきていて、こっちの方が面白そうに受け止められたり……(結構おとぎ銃士って声の人は豪華なんだけどそんなに内容は当たり障りなくて物足りないというか)


一話目では鼻に付いた適度なお遊びのようなおふざけが、二話目はいい感じの案配で楽しめました。コナミアニメ的にはおとぎやときメモより地方局なので適当に力が抜けている感じがいいのかも。(おとぎはビックタイトル、ときメモはオンラインゲームの宣伝とビジネス絡みだけど、この作品はなにか売る気があるのか不明みたいな。いずれカードは売ろうという気配もするけど)


あと適当に書いているように見えて結構きちんと悪人側の受け皿がしっかりしてる所が面白く見えた理由なんじゃないのかなと思いました。
悪の会社で、部下に必要な子供を捜させていたり、捕まったら尻尾切りとか上手く逃げていたり。


物語の構造なんかも、ああタロットカードモチーフなんだなあとか、審判カードだから重要な位置付けなんだなあとか、ぶら下がってるピエロ役は吊られた男なんだろうなあとか、見ていて設定読みを楽しめたりして、当初のふざけた作品という印象よりずっと印象よく受け止めることが出来ました。