大江戸ロケット

新番組。


いろいろと面白かった。
ストーリー部分とか、演出部分には、そんなに目立って面白い部分はないんだけど、作画の部分では、アニメーションという物を動かすことを楽しんで作っているような思い入れが感じられて好印象をもって受け止められた。


細かいところでは、大江戸の部分と、ジャズを掛けながらの怪物の戦いのパートが噛みあっていない感じなんだけど、そこがそれはそれで異質なところが面白かったり、異質な世界観が融合していくとこが見られると面白いだろうなという期待感を感じたり。
また冒頭からの展開って、花火を上げたい主人公と、カラクリ師の捕り物と、怪物の戦いという、三要素があって、それぞれが微妙にタッチが違うんだけど、(主人公の世界観は普通のアニメ、カラクリ師はギャグアニメみたいなデフォルメキャラ、怪物シーンはシリアスアニメ)と噛みあってないけど、それも作り手はわかっていてコントロールしているような、その辺にアニメ作りが本当に楽しいんだなあと。


これはちょっと切らずに見守りたい作品だと思いました。