クレイモア

二回目。
クレイモアの事情をちょっと披露するというところ。
半妖のクレイモアはいずれ魔が大きくなって魔物になってしまうのでその前に仲間に人間のうちに殺されるんだよ、という説明話。


クレアもいろいろ大変なんだねえ、というか、そういう存在をつかって受け手に存在意義みたいなのを感じさせようという趣旨の話なんだね。


この話、魔物のボスを倒すとか、魔物の無い世界を目指すとか、わかりやすい目的が今のところ存在しない分展開は選び放題でそれはそれで書きにくいだろうね。
どんな形でかクレアの救済が得られるまでか、クレアに死による救済が訪れるまでと、少年の居場所が見つかるまでの話という事になるのかな。


下手に仮想敵とか組織からの足抜けみたいな卑近な話にならないといいな。

追記
ピンクの髪の……さんの所の感想を読んで、なるほどと思ったけど、この逸話、二話目とかじゃなくて、殺すことになるキャラクターとクレアの交流をしばらく描いてからだったらもっと受け止め方が違っただろうね、と気が付いた。同時にクレアがこの事に対してどう受け止めているのか、クレアと観客である人間の受け止め方の違いとか、見えてくる部分もあったろうに。