ポリフォニカ

はっきり言ってダメアニメだと思います、でも個人的には愛すべきダメアニメになってきた感じです。


下田作品ってこんな感じのが多いような気が…。セイバーマリオネットとかゼーガペインとかも危うかったし。


今回は過去話なんだけど全てにおいて微妙


今なぜ過去話をしなければならないのか。
現在時点で主人公のフォロンとコーティとのペアとも観客として仲良くなっていないのにさらに知らない双子の過去話をされても他人事で共感が湧かないよ、やりようによっては今いい話にもなるはずなんだけど。


過去を振り返る意味もきっかけもない、たとえば風邪でもひいてそういえばあの頃、みたいなやり方とかあると思うんだけど、唐突に思い出すと。


過去への時間の移動の方法も下手、バスの横切りで時間の移動を表しているんだけど漫然と見てたらわからないよ、つかあんまり顔が変わってないから余計に。


フォロンが教師公認で授業を抜け出したのもよくわかんない。食堂で鉢合わせてたけど、なんで?


フォロンの方は子供の頃にコーティと契約してたみたいだけどそれから魔法学校の地下に幽閉されているのかもわかんない。
絵的には面白いのはわかるけど

というかそもそも双子の過去話なのに過去のフォロンの過去話に持って行っていってて意図がどんどんずれていってる。


コーティの幽閉とか回復とかこんなついでに片付けちゃもったいないエピソードなのに。


とかいろいろ下田作品に感じる素材はいいのに扱いが悪くて損してる、無かったことにすればいいんだけど無視できない面白ろさがあって愛すべきダメアニメになっていくという現象という…