魔法遣いに大切なこと

とりあえず、弱った猫は獣医さんに診せましょう。そういうことしないで、魔法ではなにもできないとか言っているのは、怖ろしく傲慢です。魔法遣いに大事なことを学ぶ前に、人間的に大事なことを学んだ方がいいです。もう助からないのであればせめて暖かいところに連れて行ってあげた方がいいでしょうし。
ユメの悩みは、勘違いでした。頼むんじゃなかったというのは、自分が年取ったことを思い知ったから、なんとなく深い意味もなく口にしただけで、家の火事は老婆の出火で、昔のことを思い出したから台所に立ったからだそうです。サッカーの人は、昔のチームに自分で戻らなくて、こどものコーチしてるらしいです。
ユメさんは成長してないですね。元から魔法もちゃんと機能してたって言う事みたいですし、初めから優秀だったんですね。
最終試験の先生に魔法を掛けるのは、先生の方がもし死んだらどうだったか、とかいう幻覚を見せて、わだかまりを解いたみたいです。
それで救われるのかな。そして別れ「わたす泣きそうです」観客は別に……とか感じてるのでは。
一番話的につまらない選択選んだり、感動すべきところで驚くくらいしらけたりして、変なベクトルで、ある意味おもしろい作品でした。