満月をさがして

最終回。よかったです。運命は変えられた、死ななくてすんだ。やっぱりそうならなきゃいけないだろうな、その悲劇の替わりになったのが、めろことの別離という、悲しみ。終わってみると、めろこの考え方の成長が話の中で重要な部分を占めていたのかも、死神から天使になっちゃうし。満月にしても、英知との再会というカタルシスはないし、めろこの話だったともいえるかも。
物語は、フルムーンのコンサート、途中で、タクトの様子が変調、めろこは満月を守って共に消失、力の及ばなくなった分、イズミが立体映像で急を凌ぐ。そして一時引退を表明、ビックリする中で、円が祝福の拍手をして丸く収まる。二人が不在のまま手術を受ける。
消えた二人は超越者みたいなのとであって色々と話をする。満月とタクトは、普通以上の思いを持っている者として、運命の変更を許可される。満月は生き続けることを許され、タクトは死ななかった運命を人間として生きる。
手術は無事成功したが、二人の消滅に気を落していて声もまだ取り戻せない。その前に、めろこのマスコットが現れ、導かれるままに、タクトとの再会を果たす。「タクト！」声を出す満月、そしてめろことのお別れ。