LAST EXILE

今日も良くできた作品だった。今週は脚本が(セリフが)いい。
先週はピンチを助けに来た!で終わってた。初め見たときは「風さま」とかつぶやいちゃったけど、よく見たら、オウガバトルっぽかった、もっとよく見たら雪風っぽかった、とか、色々に見える人だな、しかしてその実体はハーロック!窮地を救ったが、正義の味方と限るわけじゃない。そう思ってなかったので、ああ、そう来るかとやられた。仕事の半金を投げ、アルを荷物を取ってこいと手下に命じる。ひどい、コワイ男だ!クラウスは返せと言うが問答無用で奪っていく男。クラウスは追いかけると言う。燃料を謎の機械から奪う。金を踏みつけ、ちっゃかり拾うラピィ、ラピィらしい(笑)
「仕事は終わったんだよクラウス」と反対するラピィ。
「アレックスの目見たよね、父さんの目はあんなじゃなかった、あんなヤツが空を飛んでる、アルをどうするか問いただすまではぼくたちの仕事は終わりじゃない、積み荷を安全に届けなきゃぼくたちの仕事は失敗なんだ」
「青いなあクラウスは」
じっと残されたやぎのぬいぐるみの目を落すラピィ。
「あの子これ忘れていった、届けてあげようこれ必要なはずよ」
「危険度星十個は行きそうだ。青いなあラピィは」
「アルほどじゃないけどね」
セリフが上手い、光ってる、こういうセリフがある限り、どんなに作画が乱れても、デジタルアニメだらけでも見るよ評価するよ!それと、クラウスの品の良い嫌味のない正義感と自分に対する無鉄砲な自信、ちっゃかりしているけど、優しいところもあるラピィのキャラクターが最高に魅力的なのがこの作品のすばらしさだ。
謎の燃料はドッカン燃料だった。すぐに追いつくクラウス達。
船のなかではアルは目覚めた、副長が慣れない子守をすることに。
船に近づくと近づくなと警告、お届け物を届けに来たと返信するが、砲身を向けられる。撃ってくる戦艦。その様子を見て、我が艦は遊んでいるのですかと艦長に言うタチアナ。どうやらクラウス達を弄んでいるか試しているようだ。燃料が限界になり強行着陸をする、その辺のやり取りがちょっと判らなかった。エアブレーキを開いたヴァンシップの様子に砲撃を中止する艦長。見ていて、あきらめてブレーキをして、それで撃つのをやめさせた、逃がすのかとビックリした。ヴァンシップはいったん雲に消えつつ逃げたと思わせて飛び込んだとかそういう事だと思ったんだけど。
船内にはいるが、すぐ見つかり、船員達にからかわれる、タチアナが現れ、ふざけるのをやめさせ、クラウスの名を聞く。クラウスは答え、相手の名も聞く、無礼なと手下が怒るがやめさせ名乗る。隊長はめったに人の名を尋ねないんだと手下達は言う。たぶんクラウスの無茶さに、お前に似ているといわれて気になったんだろうな。
格好良すぎです!