ロックマンエグゼAXESS

http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/rockmanexe_axess/
ロックマンアニメ第二段。感心したので語っちゃうかも。
前作は、それなりに見ていた。キッズアニメだけど、時々感心もさせられた。監督がゾイド加戸誉夫氏のせいか物語の娯楽性の水準は高い。前作と違和感なくレギュラーで書かなくても感心したときは感想を書きそう。
今作の目玉は、前作のクライマックスで、ネットデーターが現実世界に実体化して混乱が起きたというのを上手く繋いで、その現象からネットデーターと人間がクロスフィージョンする技術が父親の手で開発されて、現実の世界でロックマン熱斗が活躍するという表現を出来るようになったと言うこと。現時点では、ディメンショナルエリアの内部でしか出来ないが、将来は宇宙空間や救助活動に役立てる予定だという。このへんちゃんと社会的利便性があって、設定が子供だましじゃなくて説得力があっていい感じだった。
冒頭で父親の研究シーンから、クロスフィージョンはまだ未開発で危険性や苦痛がありそうと表現してから、研究所がウイルスに進入され、クロスフィージョンするしか窮地を脱せないとして、熱斗にクロスフィージョンをさせる演出なんかも、堅実に上手い。
電脳空間で一度対決させてから、そのキャラを現実界に実体化させ、クロスフィージョンした熱斗ロックマンで再び戦わせる。クロスフィージョンしたことでパワーが上がっていると言うところもいい感じだった。巧みな演出術が続く限り見る価値のある面白いアニメですよ。