十二国記

入り組んでるっていうか、三ヶ所同時進行だから毎回始まる前に先週のおさらいがはいる、判りやすくていい反面、ほんとその一言で語れちゃって身も蓋もないなとか思いつつ。
今週は、陽子のほうはあまり動きがなし、色々と教えを学んだ相手は今日は来客があるという、何気なく客に気が付いた陽子は聞き耳を立てると、客は自分を裏切った一派の一人だったらしいことを知るという感じ。書いて気が付いたけど、ああいう情況で、コッソリ盗み聞きをするというのはどうなんだろう、話の展開的にはあそこで気がつかならなければいけないけれど、盗み聞きをしてと言う形は陽子のキャラクター的にはあまり行儀がよくないっぽいというか、用心深いというか猜疑心が強うと言うか、そんな気もしなくない。あと教えから、民は国の制度でほおっておいても生きていける、国の制度は役人にも出来る、じゃあ王の役割はと言うと、良くしようとか欲を持たず長生きすることだと言う。
鈴のほうは、知り合った子供との対話で、辛いのは自分ばかりじゃない、鈴は不幸な情況にワザと甘えている、本当に辛かったらそれをなんとかするはずだ、辛いと自分を慰めているだけだと指摘される。その子も脳のケガで先が長くなさそう。声が川上とも子さんで、儚げだった。
ラクヨウの方は、逃げ出して玉を売って宿を取ったりしていた。そこで出会ったのが楽俊、楽俊喜多ー!楽俊はわがまま女と出会うことになるのか。追っ手にばれたか、羽振りのいい怪しい女が居ると通報されたか役人に捕まり苦し紛れに楽俊がくれたと人に罪をなすりつけ投獄されることになる。
どこも、なるほどねという展開。