ギルガメッシュ

先週はその存在をすっかり失念してて見そこねた。やめるいい機会だったんだけど、せっかくだから見てみた。
一度見ないだけでも、結構わからないもんだなあ。前回敵の側に行ったはずのお姉ちゃんが疲れ切って連れ戻されて来るところだった。
女主人とお姉ちゃんはすっかり敵対していて、弟もお姉ちゃんには会わせてくれないようだ。
ちゃんと話し合って、お姉ちゃんはこことは手を切り、調律師を目指しつつ一生かけて借金を返すことに決めたようだ。敵に襲われても助けないと言うと、あの人達はそんなことしないと話をしてきたらしいことを言う。
とかそんな展開で、仲の良かった姉と弟の思い出と別れを、雪うさぎという小道具を使って、いい感じに表現していた。子供の頃お姉ちゃんが雪うさぎ用の南天の実を口の中に二個入れていて、一個を口移しで弟に渡したこととか、別れの朝に、雪うさぎを弟が作っていたとか。雰囲気があってこんな感じだったら、見続けてもいいな。個人的には、ダメなときのアトムよりは見たい。アトムは、気持が入ってないときの作品は昔の作品の力に頼っているだけで、見る時間がもったいないと感じるくらい打ちのめされるし。