クロノクルセイド

あんまり面白くなかった。
シスターが悪魔と相棒になっていることは興味が惹かれる。出会って解り合うにはそれなりのエピソードがあったのかも知れないと期待させられる。またそれが観客にどう言った形で、どういうタイミングで明かされるか。すごいピンチの時、くじけそうな時、相手を信じられなくなりそうな時、とか、見せ方によって感動できる展開が期待できる。
第二話冒頭で、クロノとの出会いが、夢として観客に明かされる、そしてその内容は、クロノのことを怖がらなかったという感じだった。
(゜Д゜)ポカーン(゜Д゜)  
ある意味 すごい ドラゴンマガジン演出
まあ、それでこそ、富士見書房のストーリーと言うべきなんだろうな。
で内容の方は、悪魔弾丸の話。
新アイテムは悪魔の力を入れた弾丸だった。それを研究じいさんから大シスターに渡しに行くロゼット。大事な物なら、なんで自分で渡しに行かないんだか。あまり使って欲しくない態度のクロノ。これまたあまり筋の通っていない感じ。悪魔の開放というのが理由のない不安を感じるとか言うような程度に見えた。
届ける途中で事件が起こって駆けつける。
悪魔のツノを砕いて、トドメに悪魔弾を使おうとしてクロノに止められる。気を取られて銃を悪魔に飛ばされる。あわやと言うところで、ロゼットの前で悪魔はチリになっていく。
飛ばされた銃は行方不明、謎の見物人に拾われてしまう。
ロゼットは事件を大シスターに銃を取られたことと悪魔弾を取られたことは内緒にして報告。
研究じいさんに悪魔弾の探知装置を作ってもらう。動かすと、近くに反応が、銃を奪った男が教会にやってきていた。って発明意味ねえー!
男は自分に銃を撃つ、と、男はチリになったはずのあの時の悪魔で、悪魔弾の力によってパワーアップした。
ってなんだ、別に奪わなくたって、あの時撃たれていたら、パワーアップしたんじゃないか、銃を盗まれるとか、チリになるとか、なんのための展開だ(笑)
大勢で悪魔に銃を放つが効かない。ロゼットがしっぽで叩かれ飛ばされる。クロノが逆上「なにするんだ、動かなくなったじゃないか!」動かなくっていう言い方はイイネ、命が大事っぽくない悪魔独特の価値観らしさが表現されている。
すごい悪魔らしい本性が出そうになって、クロノももろとも悪魔を攻撃しようとするシスター部隊。
と、いつの間にかロゼットが復活してて、抱きついてクロノの覚醒を止めて、銃を撃つと、あれだけ平気だった悪魔が、一発で撃退。なんでやねん!と言う具合で、なんだかすごく適当な話作りだった。
まあ見ていたら、そのうちに面白くなるかも。