マリア様がみてる

独りよがりな祥子さんと、気を回しすぎの祐巳さんのバレンタイン話後編。
冒頭の祥子さんの顔の表情が今日は良く見えた。避けられていると思って悲しいような腹が立つような、複雑な表情で、多層視点を持つ鑑賞者から見てたら単なる勘違いなんだけど、祥子さんの表情で、彼女の独善さも祐巳の臆病さもすべて許してしまえるような。


ゲームはそれなりに進む、白薔薇カードはちゃっかり蟹がゲットして、黄色薔薇カードはよくわからない一年生、先手必勝は手に入れることが出来ず。祥子のカードは誰も見つけられないことに、と落ち着いた。意外、見つからないで落してくるか、と思ったら、なんだか、行き違いみたいな陰謀の予感。


和解してチョコを渡せるけれど、まずいチョコと取り違えて、ばらまいたり、とかその辺のやり取りは、無理あるよなあと思っちゃった。


腑に落ちないって部分もちょっとある。二人は似てるからとか、一年前祥子さんもお姉さまと同じ状態になったんだとか、だったらそれこそ、祐巳の気持が手に取る様にわかったり想像できて、理解出来るんじゃないかなとか思ったり。
わかっちゃ居るけど、素直になれないあまのじゃくってことでもないし。ここで素直に口に出来たら仲良くなれると思っているのに言えない自分とか言うのもよくわかるんだけど。