光と水のダフネ

ダメ支店長の娘が宿題で父親の仕事を見学に来る話。いつも偉いと吹かしている手前、有給や給料アップをエサに、強くてカッコイイ支所長に見せてくれと、協力してもらう。
支店長の声がプリンプリンだけに、こういう役をさせるとなかなかはまってる。
ガンオタク、怪力女、メカオタク、役立たずのお荷物、色仕掛けのお局、とネレウス隊員を評する娘。よくある展開だけど、キャラが馴染んできただけに、いつ破綻するかと見てて楽しい。


捕り物も見せようと、一芝居打つが支店長の銃が空包じゃなかったりして、グロリアが撃たれる。ペイント弾に電撃、痺れて舌出してるし、なるほど一回目にマイアが撃たれたのはこんな感じだったのか。この世界の銃はみんなこんななのか。
結局芝居がばれて、顰蹙を買う。


この話どこへ落すんだと思ってたら、実際にほんとの密輸事件に巻き込まれて、マイア、支店長、娘と捕まり、支店長はドジをしまくり、でも最後は、みっともなくも涙ながらに娘だけは助けてくれと食い下がり、もみ合ううちに偶然に活路が開けて事件は解決。


娘は作文に、わたしのパパはとってもドジだけど、世界一のパパですと、正直にありのままを見てもらった上に認めてもらうという、考えてみれば、一番無難で堅実な展開に落ち着いたけど、結構ダフネでちょっと感動するような話が出てくるとは思わなくて、素直にちょっと感動してしまった。