十兵衛ちゃん2〜シベリア柳生の逆襲〜

喜多の過去話、って喜多も怨念の人なんだ。
やっぱり自分の存在意味を十兵衛に頼っている男だ、二人の十兵衛が目の前に現れたことに混乱して、自分を見失っている。


自由はようやく復活、と、喜多と隣同士かよ。喜多が生きていたことで喜ぶ自由、自由が喜ぶ姿に十兵衛の大らかさを喜多は見たようだ。
カチカチの身体で「あるこーあるこーわたしは元気」と家へ向かう。
橋のたもとでは、父親とフリーシャが話している。二人とも優しくてお互いを甘やかしているという。
父親は自分を省みない人間だった。そう言えば、自由ってそのせいで目の前で母を失って居るんだ、そりゃ心のどこかに傷も付くよ。


家についた自由、父との再会。


やば、なんか自分どうも父親寄りになってる。フリーシャの奸計というより、自然に心配してるから、優しく叩くみたいなことは肯定してしまった。
自由にしてみれば自分のせいじゃない、切られたんだし、自分は悪くないんだけど、遠くから両方の立場がわかれば自由がとりあえず叩かれるのが自然と感じてしまった。でも、不当に感じるだろうなあ。
その後のフォローが大事なんですよ父上。