花右京メイド隊 La Verite

どうなんだろう。そう言えば第一期で、いろいろあった花右京に対する評論とか思い出した。
原作との誤謬みたいな部分。原作は結構黒くて、本質的にはメイトという物の人格剥奪とか従順に洗脳していることとか言う部分を扱っていたりするんだけれど、そう言うところアニメ版はスポイルしていたり、原作のボッちゃんはアマアマだけど、ちゃんとメイドが小細工して自分を優秀に見せようとすることをたしなめたり、ちゃんとしてたけど、そうした部分が無くなってて、その分、女嫌いみたいな要素を入れることで暴走する歯止めを作るとか免罪符代わりにしているのがどうか?なんてのがあったけど、今作では、女嫌いとか抜いた上で、ちゃんとある程度の自我、自分はこうあるべきと主張できるみたいな、妄想通りの都合のいいキャラになるのを抑止してるかなとか思った。


その上での視聴。主人公はマリエルに特に好意を感じているようだ。
婚約者代わりのライバルが来て、マリエルと恋人の座を争う形。そんなの困るよね、とマリエルに同意を求める。自分に好意があれば同意するハズなんだけど、太郎様の言う通りにと。って脈無いじゃん、というか、好意と従順が混同している感じで、マリエルの洗脳みたいなのを感じていい表現だなと勝手に好感を感じた。


新キャラとのマリエルとの女としての魅力勝負は、おざなり、途中から自分は武器おたくみたいな自分の得意分野で逆転していく所は、多少毛色変わっていて良かった。
 

来週はもう二重人格話っぽい。もう少し無口少女を立ててからの方がダメージが大きいんじゃないの?