忘却の旋律

今日も面白いなあ。アニメとしては今日はじめてまともな物語見た。
もんすたーも攻殻も物語としては正しいけど、アニメ的ストーリーとしては王道じゃないと思う。爆天は話としてダメだし。


変な話、村上春樹とか連想してしまう。全体的に出てくる表現がメタファーで固められてるからなのかも。


捕まってるボッカ、なんだと思ったら、ちゃんと話は戻って、改造爺さんが手入れを受けたときに一緒にいたから。ボッカはそこで愛馬マシーンを自分の物にする儀式をする。


釈放、またかねを渡す親。汚いんだか汚くないんだか。相手を見てお金渡すのと、相手を見ずに誰でもあいさつ代わりにお金を渡すのと、人としてどっちが汚いんだろう、各自考えるように、とアニメは言ってるように思う。


ガネっこ、エロい。相変わらずエロイボディラインだったり乳だったりケツだったりモモだったり、モーモーモーモー!その上中原さんだしモーモーモーモー!


矢を打つ虚しさを教えてくれてありがとう。含蓄があるよね。勝てないならトライするなって言う意味だったり、諦めろって言う意味だったり、無駄なことするなってことだったり、いかにも押しつけだ。


モンスターと結託している市長、モンスターが市長の娘を所望、ってガネっこかよ!


市長は教師に娘を逃がせと指示するが教師は無視してモンスターに取り入ろうとする。そんな嘘つきは牛でドカーン!市長は黒船に助けを求める。


ガネっこが裸にー!モーモーモーモーモー!


黒船が来て一騎打ち、力は均衡。ボッカはそこで愛馬を呼ぶ、キター!
正しいよね。モンスターは一時撤退。


教師との対決。矢ではコンクリートに勝てないと言う先週の状態を、「僕のメロス」で貫いて、教師の考え方をうち砕く。


黒船のセリフは「お前は選ばれたわけじゃない、お前が選ぶんだ」
言葉の通りボッカは自ら愛馬と共に戦いの道を道を選ぶ。


ウテナが少女としての生き方を問いかけたように、アニメなりに若い人に生き方を問う作品になってる。
こういうのは鋼の前後にやってもいいと思うよ。