ロックマンエグゼアクセス

こっちもなかなかイイヨ。
というか、ピッチもロックマンも両方とも言いにくい事の克服みたいな文脈で話としていいんじゃないかな。


炎山対ブルースという感じなんだけど、その前に、熱斗のパパの忘れ物を熱斗の家に炎山が取りに来て、ママが炎山をいたわってあげる描写が一つ一つ良かったね。取りに来ただけというのを無理矢理に家に上げたり、ケーキを食べさせたり、気を使っている優しさがよく出てた。こういう部分もさらっと書けるロックマンはいいな。


そのうち熱斗が帰ってきて、ママはロックマンを預かって、熱斗と炎山を二人で話させる。
言いたいことを言い合って、ケンカして殴り合って、泣き合って、分かり合って、仲良くなると。
炎山の悲しみはブルースを「失った」事じゃなくて敵になってしまったこと。俺が使ったのは間違いだったとか強がって見せたりして、ブルースを倒すんじゃなくて目覚めさせて取り返そうと誓う。いい感じだった。


そして話は、炎山の研究所にブルースとグラビティーマンが進入してきて、大事なデーターを守る。そのために熱斗は高価な機材を投げつけてしまうのだった、と。
なかなかちゃんとした話で面白かった。