光と水のダフネ

自分のテンションのせいか、日曜朝はイマイチだった。
一番面白かったのはダフネだった。
静香なる葛藤、大食い静香の話。
傷ついた男を拾ってるよ。
ノラネコとか拾っちゃうから。
男のおかげで無断欠勤、様子を見に行かされるマイア。
男連れ込んでたりして、それはないわよ、あはははは、とかやり取りだけで、もうすでに楽しい。キャラが立ったり馴染んだり好感持った物のみが許されるような表現っていうか、好感持った者だけが感じられる居心地のいい、生ぬるい空気。つーか、すごい変な表情だな、作画崩壊なんだけど、それもなんか味方に付けてるような……。
静香って所帯じみたところっていうか、貧乏暮らしだな。給料がみんな食事に消えちゃうからなのか。
男が、ていうか、その体勢はっ!いやホント面白いや。
慌てて隠れるマイア、その表情も呼吸も間もいい。
もう一度覗くと今度は、みたいなのも良い。
逃げるマイア、センメンキをぶつけられて階段落ち、相変わらずの扱いだ。


男がスパイとしって、みんなに迷惑を掛けたくなくて、マイアに黙っているように頼む。
男は本当にスパイなのか、詐欺師なのか、って感じで話は進む。


町で、男を捜している人間に会う。迷ったマイアは、グロリアに、指名手配犯だと騙して追いかけさせる。途中で静香と合流、通り過ぎるマイアの騙しちゃったという感じのとほほ声、と、駆け引きも楽しいな。


男のピンチに駆けつけるけど、よく考えたらなにも考えてなかったって、そこまで直球なのも好みな展開だった。確かにそういうノリだったし、その通りに行動したけど、うまく行かないってのも当たり前なんだけど。
で、迷惑かけたくない、巻き込みたくないって、遠ざけてた仲間に助けられるという展開も、健全で健康で良かった。


結局詐欺師なんだか、オモチャの商売人なんだか、虚言癖の変態にも見えるけど、なんだか判らないままに終わる。


すごく面白かった。