今週のまとめ

なんか忙しかったり意欲が出なかったりで今週まとめてない、それでもいいかなと思うんだけど、恋風レジェンズを振り返りたいのでやっとく。


恋風、耕四郎と七夏がエッチしちゃったということで話題だった。
見ていて思ったり感じたこともあったんだけど、他所の感想も同じようだったので、わざわざ詳しく書く必要もないかなと思った。


どういう事かと言えば、今回の展開が急過ぎというか、唐突だったという意見。
そうだよね、なんかなんでそうなったのかみたいな当人達の気持ちや、考え方や恐れや、心の中がなんだか判らない。ちゃんと書かなきゃいけない物じゃないんだけど、カラッポでなにも考えずに描いているのか、考えた上で書かずに描いているのかもわかんない。


とくに耕四郎の方は屈折したり悩んだり心の中はなんとなくではあるけど、伝わるけれど、とにかく七夏の心の中がわからない。
28才だったかな25才だったか、かっこよくもない熊みたいなデカブツの耕四郎を一生好きになる相手とまで感じさせた理由や原因が分らない。
恋とはそう言う、理屈のない、ビビッと来る物だというのなら、まあそうなんだけど、でもあんな感じじゃ、近親相姦というタブーを犯してまで相手を想わなきゃならない事に説得力がなくて、七夏が若さゆえの盲目にしか見えない。


耕四郎側にしてみれば、大人として一応思いとどまる立場にいるけれど、詳しく表現されてはいないけれど、勝手に推測するに、親が離婚したことが原因か、他人との距離を感じている耕四郎がいて恋愛をしても本当に相手を愛せない、何度も恋愛に失敗して「別れましょう」って事になるけど「ああそう」っという感じで終わってしまう。と耕四郎の中に決定的な乾きみたいな部分がある人間だった。
とそれが七夏に妹と知らずに出会って、なぜだか素直に泣けて、本当に心の底から好きになった人間が七夏で、それが後から妹だとわかった、と、カワイイ妹だから好きになったわけじゃなくて、運命的な、ファムファタールな女子として耕四郎は七夏と出会った。


とすれば、耕四郎が、自分の乾きや孤独を癒すためとして七夏を求めたとすれば、しょうがないなあ、愛ってそう言うものだし真実の愛だよなあ、とか思えなくもないけれど。


それに対して、七夏の側はそうした運命的な気持ちになるエピソードは描かれていないし用意されていない。目の前で泣かれたから、運命的に好きになったとも受け取れるけれど、ちょっと弱いし。


そう言うのを描いて積み重ねることが物語なんじゃないかな、少女漫画とかラブストーリーでもラブコメでも、人を好きになるエピソードをいかに作り込むかが仕事みたいな物だし。
それに対してアニメの恋風は、出会いの観覧車はエピソード然としていたけどそれ以降はなんとなく丁寧に、同居生活を書いてみましたって感じで。


その中で、耕四郎が、パンツクンクンは異かなもなんだけど、そうした動機が今ひとつよくわかんない。つーか、精神的に好きだったら、パンツなくても、つーか、クンクンするのか?みたいにも思うけど。


とはいえ、仮に、七夏にも耕四郎をタブーを犯しても好きになる理由が心の中にあってそれを表現されて、説得力があって、近親相姦を肯定できたとして、じゃあなにが話として表現できるのか?とか思うと……。
そんなことがあって好きになったら、近親でも好きになってもイイヨネ、それが恋だよね、って話になっちゃうしそればどうかと思ったり。


物語で教訓的な話にされてもなんだかなとも思うけど、真実の愛のための障害として近親ネタを出す乗ってのは抵抗があるし。
結局あまり難しいこと考えずに、成年男子が突然、カワイイ妹が出来て萌えみたいな、現実味のない願望達成ストーリーぐらいしかないと思うけど、そうなるとセックスのタブーを超えたことの意味とかってかんがえるとなんかわかんないなーとか思ったりして、最終回の結論を待って、制作者の意図を刮目して待つしかないかなと。

耕四郎のクビツリとかしか思いつかないな(苦笑)とか、実は血が繋がってないんだよみたいな事になったら、それはそれであんまりだ、ありえないし。一度だけの美しい思い出、とか?

レジェンズ
ディーノとマックの話の面白かったし、恋風の要素とちょっと被ってたと思う。
人を好きになるのに理由なんかないみたいな事で。


ディーノとマックは友達になったずっと好きで友達で居られると確信したんだと思う。その瞬間とか理由とかはあんまりよくわかんない。
そうだと思う、っていうか、正しくは理由はあるんだけど理屈はないみたいな。

趣味が似通ってたり、感じ方が似てたり、説明できないけど合いたくなる人だったり、心細いとき声掛けてくれた、とかそんな理由じゃない理由で人を好きになったりするんだよね。
とか思うと、恋風にも当てはめられるとも思えるけど、伝わらなかったなと思ったりしたなということ。


ディーノはマックが花好きとか、誰も気を使って言わない核心に近いことをサラッと指摘したマックに決定的に好きになったんだろうなと。


ストーリーラインとしては、自分の思うままに振る舞えるシュウと、人の望み通りにしか振舞うしか選択肢のないディーノという対照的な二人をマックを通して語るということで、上手い物語だったよなーと改めて感心した。


絢爛 親に良いところを見せたくてベス暴走話、いまいち。


サヴァイブ、他所の感想読んで改めて思ったけど、話としてスゴイ裏切りだったのかも。遺跡とか宇宙船が来たとか展開したら当然それで帰還になるとおもったけど、それをちゃぶ台返しして、折り返し点みたいに何事もなく惑星探検話になっていくとは、スゴイ裏切りだったかも。


攻殻、終わったけどテーマはイマイチ、タチコマの話だけでいいや。


忘却、ココがエロエロー(笑)


後は全体的に凡作だったように感じた、自分が忙しくて視聴態度が落ちていたせいなのか判断がイマイチ付かない。