鋼の錬金術師

maspro2004-08-04

感想が落ちてたので、ていうか、今さら、と思ったけど、父登場が自分なりに感じるところあったので。


故郷に勢揃いな感じ。
軍は大総統がホムンクルスなわけで、物語上は軍自体も、敵認定なのは確定なはず。
ただいま一つ判然としないのは、そのことをどの程度の人間が把握しているのか。
マスタングが知っていたら、エドが知っていたら、軍には戻らないだけじゃなく、軍自体の解体とか、ホムンクルスの大統領の引きずりおろしと、軍の浄化をしなきゃいけないとか思うんじゃないかと思うけど、その辺、物語が錯綜していてわかりにくい。
ていうか、各人の考え方と行動が一致していないと言うか。


兄弟にとって、目的のために賢者の石が必要だったはずなんだけど(なんで必要だたんだろうね、自分の肉体の取り戻しのため?)賢者の石は人の命を必要としていたので断念、ところがアクシデントで意に反して、賢者の石らしき者を入手することに成功する。
だったらそれで、さっさと自分たちの望みを叶えた来院じゃないかと思うけど、それはしない。
入手手段が不当だから使用する気にならないということかも知れないけれど、それならそれでそのことを提示するべきだし、ていうか、兄弟の目的とかを、都合良く遠ざけているとしか見えないし、なんだかナとか思った。


あれだけ嫌っていたりした父なのだから、もっと悪い形での登場するかと予測していた父の登場があっさりなのにビックリ。
父は、ホムンクルス関係の大ボスを作ったことになるのかな?と思うんだけど、大総統を作ったのが父とか。
なんか時間感覚がずれている人っぽい。ウインリィを母親と間違えたりっていうのは、ウインリィの母親がウインウインの年頃のころにもう父は大人としての母親として接していたとか、不老不死か、時間の超越能力があるとか、なんかそんな感じなんだろうなと思ったり。