舞-HiME

えーとどんな話だ。要約しづらいっていうか記憶があいまいなのは物語がとっちらかってきた証拠なのかな、ああアリッサの本性が出てきたっていうか、物語上の敵が露見してきたみたいな話の続き。


HiMEが集まって反省会してますよ。碧ちゃんがでばって来なかったのの言い訳とか、単に寝こけてただけなんだけど居たら確かに自体を掻き回してたろうね、面倒だからスタッフに寝かされたみたいダネ。
碧ちゃんの研究でHiMEは十二人居るらしい設定が明かされ、今は八人目と整理される。


なるほどね、今日は誰だろう、タコ触手髪の詩帆が今週は目立ってて詩帆の当番回?とか思って見てたら今週は新参加はナシ、そう言う時もあるか。
じゃあなんの話だったかというと、うーん、告白祭りのイベントを外から導入して、舞衣と神崎と楯と詩帆の複数三角関係のごちゃごちゃみたいなラブコメもどきみたいな展開。
まあ本来の設定がサンライズ萌えアニメとすれば、正統な展開なんだけど、取りたてて面白味のある表現もなく、食べ物に釣られるケダモノ(落ちてる物食ってる!)状態の命が面白かったみたいな。


改めて日常の描写をしつつ荒唐無稽な要素を取り込んでいくというのは学園戦記ムリョウに似ていて、その手の手法はムリョウは秀作だと思うけど、明らかに意識してるというかお手本にしてるかな、と感じつつも、佐藤監督の得意分野の大人の事情の取込みとか、難しい事はしようとしないところはいさぎいいというか、それ以外の要素を取り込まないとツライというか、その辺はサンライズお得意のアクション描写とかメカアクションとかで差別化を計ろうと言うところはいいんじゃないかと。


この作品に対してちょっと不満に感じてるところは、舞衣の孤立というか、人間関係が描かれていなくて、血肉のあるキャラになっていないみたいに感じていた事も、今回の話で改めて舞衣自身が不思議な能力とか転校生とか色々な要素で、他人を遠ざけて自分だけで始末を付けようと思っているからで、作り手の不手際じゃなくてちゃんとした意図なのかなと改めて思った。


唯一、本音で関われるはずの能力者もなつきはツンツンキャラだし、命は野生児だし、碧ちゃんは先生だし、対等の女友達関係になれるキャラが不在だからなのかもとか思った。


で時々出てくる、そろそろ食が始まる、とか言うのは、死兆星が月に隠れるとかなんかなのかな、死兆星の影響が消えてなにかが起こるとか。