ふしぎ星の☆ふたご姫
まずはあからさまな宣伝から。
まあそれは宿命だけど、あんまりに強引なんで呆れる。すごすぎて作品の質を低下させてるよナと思ったけど仕方がないっていうか、スタッフも逆に居直ってやってるんだろうなと思ったり。
ぶっちゃけアニメのジャパネットを見てる気分になったよ。
ってまだ製品化してないし。
製品化する前から見せることで購買意欲を上昇させる作戦なのかも、まったく持ってアザトイなあ。
話の方はネコの国、気象を分析するお兄さんのネコがこの頃熱心すぎて心配。
そこで二人は気持ちをほぐすためと気持ちがずれた仲間と仲直りするようにパーティーを計画するけど不発。
ってところで魔法を。
って早すぎだろーっ!
ああ、これが今風っていうのかな。
昔の魔法物なら、様子がおかしい、どうしてなんだろうと疑問に思ってコッソリ様子を見て、兄ネコが心配する原因が分ってその原因を取り去るために魔法におねがい、ってなるところだけど、どうしてそんなに打ち込むのか疑問にも持たずに、この段階で魔法におねがいなのか。
結局おひさまの低下の傾向で心配してたと言うところと、仲間によそよそしくて間違ってたら悪いだろうと一人で抱えてたと、信頼してなかったみたいな気持ちなんだけど。
つかやっぱり根底はワーカホリックっぽいけどさ。
兄ネコを休ませてという願いは、情報が集まっててんてこ舞いになることで、兄の心配が仲間に露見するって展開。
ああ、兄の心配が、おひさまの低下ってところに関わっているとすれば、それを解決するっていう文脈は取れないから仕方ないね。
んでももう少し、他者の気持ちを汲むって思考を物語から学び取るっていうのもあった方がいいと思うけど、なんて思ったデス。