ピーチガール

今週も相変わらず、まーグダグダ加減と言えば、昼メロなみで、話的にはありがちで物語り展開として見るべき物はないんだけど、見ていて色々思ったことがあったので、それを書き記してみるのは意味があるかなと。


展開としては、気持ちがすれ違った、カイリとももが距離を置いて自分を見直して、それでもなお二人は互いに相手が一番大事な人で好きな人だったと確認して再会を誓うというところ。


そこへ昼メロよろしく、二人に仲を裂く運命のイタズラが!と。


具体的には待ち合わせの場所に来たカイリのところへ運命の意地悪が。
偶然にも操ちゃんと会う。
そこでカイリの口から具体的に操への恋は憧れみたいな物だったと気持ちの整理がこういう意味で付いたということを表面化させる。
と、この辺までは観客にとっても必要なこと(こういう形でカイリの気持ちが整理が付いたよと知らせる)だと思うけど、そこからは作家の意地悪が襲ってくる。
操と待ち合わせてたカイリ兄が来てそこへカイリ兄を恨む暴漢が来て、ちょっとドタバタ。
誰かが傷つく大事にはならなかったけど、事件の前には、ももとの約束も反故になってカイリは操の介抱を優先する、偶然それを見てしまったももは失望する。


見ている観客の気分としては、まあこの誤解も、事件だったんだし、後で釈明すればわかってくれるよ、ちょっとしたすれ違いだよね。
これで取り返しがつかなくなるとすれば、失望した側が自殺とかでもしたらタイヘンだけど。


とか言う気持ちで見ていたら、海へ行っていて入水自殺?とか思ってちょっとドッキリしたけど、単にカイリとの始まりの思い出の海という事で、なるほどとホッとしつつ、電車のなかでのももの気持ちがカイリから離れていくところには、ちょっとした、後でやり直せるはずの小さな誤解も、一度気持ちが曇るとそういうわだかまりってなかなか消えないしタイヘンかなあと思いながら見たり。


それ以前に失意のところへとーじと再会なんて出来事があったり、一旦そこで別れたはずなのに様子が変だからと心配してくっついてくるところなんかどうよ?とか思った。


間違いはないはずなんだけど、ていうか、とーじ的にはどう思って付いてきたんだか。


その後は、天候不順で足止め、旅館に二人で泊ることに、そして流されるように二人は!みたいな。


も、どーよこの展開。二転三転するのが物語っていうか昼メロっていうか少女マンガかもしれないけど、どうなのかっ!


ももちんはちゃんと気持ちが定まってたんじゃなかったのかっ。カイリの方は最後に会いたい一人だってももに対する愛情を確信したのにっ。


とかいいつ、ふいんき(ああ変換できないよ(笑))に流されて越えちゃいけない線を越えちゃった体験があったりして、人間はしょうがないなあと判ってたりはするんだけど。


とか見ながら色々思った展開でした。