ネギま!

京都編を見られなかったので、作品を100パーセントは楽しめてなかったと思う。ちょっと見そこねたのを残念に思った。


見落とし部分を差し引いてもそれ以外の部分も良かった。


明日菜が修学旅行の旅費を免除してくれると言われても矜持的に払うという明日菜の気持ちとか、好きな人が別の人と親しくしていて失恋した後、熱があるのに仕事をするとか。


熱を押して働く、みたいな文脈だと、倒れる→仲間が助けてくれる→精神的救済の確認、みたいな展開になりがちだけど、そういうセンチメンタルに走らずに、特別事件(倒れる)こともなく、辛いながらもこなすところがリアリティがあったり、誰も自分の苦しみには気づいてくれず(言わなければ(表明しなければ)誰にも伝わらない)、そんな時は現実的にはただ耐えて乗り切るって感じで良かった。


最後のネギとのやり取りの部分(ネギ食え)も、なかなか空気感があっていい雰囲気だった。