ふたつのスピカ

前半はピン子ちゃんがクーロンとかクローンじゃないとか。
そのへんで引っ張られてもナアというか「わたしクローンなの」みたいなこと自体は今の観客にとっては絵空事なので感心が湧きようがないじゃないですか。


いや、そのこと自体は悪くないんだけど、クローンの秘密じゃなくてそういう事は早く開示してそういう出来事の本質、望まれて生まれたはずなのに望み通りじゃないのでジャマにされた苦しみ、みたいなことをもっと明確に描けばもそういうテーマなら今の観客にとっても感情移入する要素はあるんじゃないのかなと。


後半はアスミの方、けが人がビン子ちゃんとわかってゴールを前に助けに戻ってしまう。
関心事としては、このままだと試験は失格になってしまいそうだけど、学校側はアスミのこの行動をどう評価するかなと言うところで次週最終回。


やっぱ、OVA6巻くらいで、色々あってアスミ念願の宇宙学校に入って物語は終わり、のスケールが尺に合ってたんじゃないかな。