ハチミツとクローバー

いいねえー。


特別事件とかあるわけじゃなく、坦々と日常が進むので、感想としては難しいというか、あらすじ書いてお茶を濁すにしても物語自体無いような物で書きにくいし、何気ない描写の良さをいちいち上げるのも手間が掛かる上あんまり意味がなさそうだし。


始まってすぐ、作品制作に行き詰まるはぐ。
思わずしゅうちゃんに頼り、はぐ父のの不在を感じるという演出、作品を作ってくれと言うプレッシャー。


鉄人は学祭を眺め、真山の不在を感じたり思い出に浸ってる、と真山がいて、意識しすぎの自分を感じる。


それを感じた森田は真山を山田に投げつける。投げつけるかフツー!と思いつつ、そう言うところを感じ取る森田のがさつそうな中にある繊細さがイイね。


そのやり取りのなかで、森田ははぐが気落ちしてるところとかに気が付いたり、後々ションボリして物欲ノートに書いていたブローチを作っちゃたり、上手いなあ。


はぐのカップに入れて渡したり、それを知った竹本はそのことを言わなかったり言えなかったり、見ていて面白い。


んでも森田のはぐに対する思いってどうなんだろう、なんか今まで見ていてはぐの欲しい物をくれる人止まりなんじゃ。


後半ははぐ初めてのバイトみたいな。


せっかくはぐが森田に聞こうとして邪魔が入ったり。


商店街復活の催しにはぐたちがオブジェを作って、竹本ははぐからヘルプを求められたり、森田じゃなくて竹本に助けを求められたよ、脈アリじゃん、おかげで竹本は苦手だったクリスマスが寂しさを感じなくて済んだみたいデスヨ。


竹本がブローチを作ったのを教えようとして「ゴム人間!」と本人にジャマされて。


と、なかなか面白いドラマだった。