ピーチガール

ももがとーじを選択したその後。


ってカイリとーじにタックルしてももを奪い去ってるよ!
なんとなくらしくない行動にビックリ(そんなに強引なタイプに見えないけど)


ももはカイリに対して、たまたま充電切れになった携帯を突きつけて、カイリへの気持ちはエネルギー切れだという。
なかなか上手いエピソードというか、日常からエピソードを作るのに苦心するのが少女マンガという意味では教科書的なよく作ったエピソードだったかなと。


見ている方は、充電切れなら充電すればいいじゃんと思ったけど、それも後でさえが、電池切れなら充電すればいいのよと看破するので納得したり。


さえはももにカイリが必死で追いかけたことをももに教え、ももは心が揺らぐ。


ああそうか、漠然と見ていて気が付かなかったけど、ももはカイリが追いかけたこととか、カイリの思いっていうの気が付いていないのか。


つい物語上の神視点で見てるからそのへん意識してなかった。まったくももは好き勝手流されるままだなあと感じてたけど、カイリの心に気が付いていなかったらとーじと再燃っていうのもわから無くないかなと。


といっても、わかったところで変らないというか、相手が一生懸命だったということに気が付くたびに相手を見直して気に入ってたらきりがないし。
それだけ好意を持って行動してくれていたと言っても伝わらないというか、なんか決定的なところカイリの軽さみたいな部分で、とーじに負けた感じ。


操ちゃんと話し込んでしまって(って自分でも言ってたけど、結局魔性の女は操ちゃんだったというか、無自覚で出来事を一番混乱させてるかも。さえより強烈だよね)遅刻すると、ももとカイリの時と同じシチュエーションに。


とーじはあっさりあきらめたかと思ったけど、ももは意味もなくドタキャンしないと信じていて待ってた、とか、とーじの実直さの前には、カイリもナイスガイだけど軽薄さで負けたかなと。


で来週は最終回だそうな、延々すれ違いで引っ張ってきたからまだまだいくらでも引っ張れるような気もするけど、ここらで幕引きにするんだなと。


つか前番のピッチのせいでなにかと息の長い構成なのかと思ってたので意識的には最終回が不意打ちだった。