交響詩篇エウレカセブン

地震情報を聞いて、トラパーの波が来るのでそこまでいく話。


という体裁で、前回ホランドエウレカの過去を見せたのと同じく、ホランドとタルホの過去を見せるという意図だったんだろう。


波の場所が南半球という遠距離で弾道飛行をする。弾道飛行が出来るのはタルホだけということでタルホが操縦するけれど、その行き先は廃墟と言うことで、またその廃墟にはホランドとタルホに因縁がある場所っぽい、と。


と過去の出来事は練り込んで色々と考えてはあるんだろうけど伝わりにくいというか、また人殺しに対する良心の呵責?とか大雑把にしか感じられなくてどうなんだろう?


イメージ描写じゃなくてもう少しきちんと考えたものを伝えようという意志があった方が良いんじゃないかな、観客的には置いてきぼりだよ。


少なくとも、ホランドとタルホの関係というか、その時どう感じていて、そう言うわけで軍を脱走とか、表現していった方が良いんじゃないかな。
ま、長いスパンと考えるとこのぐらいの焦らし方でゆっくり物語を進めてもいいんだろうけど、観客が脱落していきそう。


レントンのモノローグはすっかり過去形で「あの時はこんな事になろうとは」みたいな形になってるけど思わずこんな事って「打ち切り?」とか思ってしまって落ち着かない。
ま、フジと違ってTBSは放送計画は堅実だと思うけど(あれ、ウルトラマンをねじ込むために、無茶を通した事があったような……ゾイドの時だったかな)


新キャラ登場、つかみは鼻血キャラ、と。